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抗体誘導ペプチド(FPP004X)

Antibody-inducing peptide (FPP004X)

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IgEを標的とした抗体誘導ペプチド(FPP004X)

 FPP004Xは、大阪大学大学院医学系研究科との共同研究のもとで当社が創製した開発化合物で、IgE(Immunoglobulin E)を標的タンパク質とする抗体誘導ペプチドです。現在、花粉症を対象疾患として前臨床試験を実施しております。
 IgEは、アレルギー疾患の発症・進展に関与する重要な因子です。アレルギー疾患の一つである花粉症には、スギやヒノキなどをアレルゲンとする季節性アレルギー性鼻炎があり、その主な症状は発作性反復性のくしゃみ、鼻水及び鼻閉が特徴となっています。
 標的タンパク質 IgE に対する抗体誘導ペプチド FPP004X は、体内で免疫細胞が一定期間 IgE に対する抗体を産生させることから、花粉症に対する持続的な効果が期待されます。この効果の持続期間が長いというワクチンの特長により、当社は、花粉症のシーズン(飛散時期)前に投与すればシーズンを通して症状を緩和できる、患者様にとって利便性の高い新しい治療選択肢を提供することを目指してFPP004X の医薬品開発を進めています。

(「抗体誘導ペプチド」は当社の登録商標です。)

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