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抗体誘導ペプチド(FPP003)

Antibody-derived peptide (FPP003)

IL-17Aを標的とした抗体誘導ペプチド(FPP003)

 FPP003は、大阪大学大学院医学系研究科及び大日本住友製薬株式会社との共同研究のもとで当社が創製した開発化合物で、IL-17A(Interleukin 17A)を標的タンパク質とする抗体誘導ペプチドです。
 現在、オーストラリアで乾癬を対象疾患とする第Ⅰ/Ⅱa相臨床試験を実施しており、また、日本において強直性脊椎炎を対象疾患とする前臨床試験を実施中です。

 乾癬の治療は、「軽症から中等症」患者に対しては外用剤が使用され、「中等症から重症」患者に対しては光線療法や全身療法が行われておりますが、これらの治療法で効果が不十分な場合には、様々な標的タンパク質に対する抗体医薬品が使用されています。FPP003は、長期間に亘り治療効果が持続することが特徴であり、既存の抗体医薬品と比較し、投与間隔が長く利便性の高い長期作用型医薬品として、更に価格面での優位性によって市場に浸透するものと考えています。

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 強直性脊椎炎は、青年期に発症する脊椎と仙腸関節を主な病変部位とする原因不明の全身性の慢性炎症性疾患で、病変部位では靭帯と骨との付着部位に炎症・骨化が起こり、疼痛、膨張、運動制限等がみられ、重症例では、脊椎の強直をきたして日常生活能力の著しい低下をもたらします。
 強直性脊椎炎の治療には、非ステロイド性抗炎症剤(NSAIDs)が使用されていますが、効果が不十分な場合や副作用の問題がある場合には、抗体医薬品が使用されます。
 当社は、FPP003が希少疾病である強直性脊椎炎に対する治療選択肢になることを目指し、国立研究開発法人日本医療研究開発機構「創薬支援推進事業・希少疾病用医薬品指定前実用化支援事業」の支援を受けて研究開発を実施しております。

(「抗体誘導ペプチド」は当社の登録商標です。)

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